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2009年 HSIA強化合宿レポート

2009年4月13日
教育普及部 部長
円浄 


3月12日(木)~13日(金)、旭川カムイスキーリンクスでHSIA強化合宿を実施しました。

例年多くのデモ認定を果たしている北海道支部ですが、今年も7名が認定、うち5名(男子3名女子2名)がこの合宿参加を経ての認定です。中でも谷藤昌司選手(三浦雄一郎&スノードルフィンSS所属)は、下位資格でも認定を受けられる規定変更のチャンスを見事に活かし、整地ヴェーデルンでラップポイントを奪うなど順当に得点を重ね、GS種目で転倒しながらも初認定を受けることが出来ました。
上位では古谷正臣デモが2位、前田裕美子デモは同点1位認定(両名とも旭川NESS所属)、中堅デモとして実績を積んでからも常に、この合宿に参加し向上心溢れる姿勢が開花した今回のデモ選だったと思います。

今回のデモ選では幾つか着眼点の変化がありました。
明確な答えが見えないながらもその変更点を事前に予測できたこと、また予測される演技パターンを訓練できたことは、出場選手の大会中のメンタル面にプラスの作用を与えられたと思います。
特にシュテムターンの舵取り部のスタンスチェックは合宿中に確実に練習したことであり、多くの出場選手がきれいな開脚表現を行っていなかったことを振替えると、大きなアドバンテージを得ていたことは明らかです。特に今回からは、いくら洗練された表現をしても規定内容を表現できていない出場者に対しては厳しく減点したことがデモ選終了後各ジャッジより明かされていました。

ただ「滑る」ということではなく、表現すべき技術を明確に見せることがスキー教師にとって必要不可欠な技術要素です。
足りない要素を強化するのとと同時に、表現力を身に付けることでより説得力のあるスキー技術を身に付けること、これこそがデモ選出場によって得られる対価です。

今期、本部行事にもデモ選直前対策セミナーが取り入れられ、北海道支部の活動が注目された結果と言えるでしょうが、参加者全員が認定されることを最終目標として、これに驕らず来期以降も実りある展開を目指したいと思います。



【アルペンスキー男子認定】
・古谷 正臣 旭川NEスキースクール
・久慈 修 マウントレースイスキー&スノーボードスクール
・円浄 岳 WINKELプロスキースクール
・高本 稔 三浦雄一郎&スノードルフィンスキースクール
・谷藤 昌司 三浦雄一郎&スノードルフィンスキースクール

【女子】
・前田 裕美子 旭川NEスキースクール
・佐藤 まなみ アニーキッズアカデミー

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